庭 木 の 消 毒 に つ い て

 

庭木を病害虫から守るためにも早めの消毒で予防する事で、病害虫の発生を抑えたり

 

被害を最小限に抑えたりする事ができます。

 

そのままにしておくと病害虫の影響で庭木が病気になったり枯れたりします。

 

 

●代表的な害虫●

 

イラガの幼虫

 

幼虫は6月~10月頃によく見られ、色々な樹木の葉を食べます。

カキ・サクラ・ウメ・アンズ・ケヤキ・カエデ類・ヤナギ類・クリ・クルミ・ザクロなどです。

刺されるとかなりの痛みが走ります。

刺激はかなり強く、痛みの症状は1時間程度で、かゆみもまた1時間程度続きます。

 

 

 

 

 

チャドクガの幼虫

 

チャドクガの幼虫は4月から10月にかけて年に2回発生し、チャノキ、ツバキ、

サザンカなどのツバキ科の葉を食害します。

 

チャドクガの毒針毛は触れるとかぶれを生じます。

しかも毒針毛は非常に細かいので、直接触れなくても木の下や風下に

居るだけで被害にあうこともあります。

また、幼虫の脱皮殻や死骸に付いている毒針毛でも毒がありますので

注意が必要です。

 

症状としては、刺されてから2、3時間で赤くなり痒みが発生します。

また、一度刺されると抗体を形成されるので2度目以降アレルギー反応

をおこします。

2回目以降だんだんと症状が重くなっていくのでさらに注意が必要になります。

 

アメリカシロヒトリの幼虫

 

アメリカシロヒトリの幼虫は5月から9月に発生します。

食性は広く、サクラ、ヤナギ、カキ、プラタナス、ミズキ、アメリカフウなど百種類以上の樹木の葉を加害します。

 

この幼虫は刺されても人体には影響はありませんが、

大量発生すると樹木を丸坊主にされたりもします。

また、糞で樹木のまわりが汚くなるので注意が必要です。